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　電子部品メーカー、山一電機（本社・東京都大田区）の比連結子会社プライコン・マイクロエレクトロニクスが23日、バタンガス州マルバール町にあるライトインダストリー＆サイエンスパークIVで建設していた第３工場の竣工式を行った。世界的な半導体需要の拡大による半導体テストソケットの安定供給とコネクタソリューションの多様化する顧客ニーズに迅速に対応するための拡張事業で、投資総額は約20億円（工場建設費約11億円）。品質向上を目指したトレーサビリティシステムや製造プロセスのモニタリングシステムを導入すると同時に、ロボット化による省人化およびフィリピン建築基準（ＮＳＣＰ）のＺＯＮＥ４（震度７）に対応した基礎構造を採用している。延床面積が7065平方メートルの第３工場が完全稼働すれば、ラグナ州で稼働する従来の第１、第２工場を合わせた生産能力に比べて1.5倍に生産能力が拡大する。（23日・山一電機プレスリリース）