緊急時のLNG調達費電気料金転嫁を承認
[ 286字|2024.4.2|経済 (economy)|econoTREND ]
エネルギー規制委員会は、マニラ電力(メラルコ)が申し立てていた液化天然ガス(LNG)購入費の電気代への転嫁を承認した。ロペス財閥の発電会社ファーストガスパワー(FGPC)が運営するサンタリタ火力発電所とサンロレンソ火力発電所では、現在マランパヤ天然ガス田からの天然ガスを発電燃料にしている。転嫁が認められたことで、供給が中断したり不足するなど緊急事態に陥った際に、LNG輸入基地などから代替LNGをスムーズに購入できる。ただし、同委員会はマランパヤ天然ガス田からの天然ガス供給が「不可抗力的な出来事によって」困難となった場合に限ると条件付けている。(3月31日・スター)