GTキャピタル純益過去最高の287億ペソ
[ 379字|2024.3.25|経済 (economy)|econoTREND ]
ティ財閥の持株会社GTキャピタル・ホールディングスは22日、2023年決算報告を行い、連結純益が22年比57%増の287億ペソまで拡大し、過去最高だったと明らかにした。コロナ禍前の19年を41%上回った。傘下の拡大商銀大手メトロバンクの純益が422億ペソと同29%増加したほか、トヨタモーター・フィリピンの純益も138億ペソと22年度の57億ペソから2倍以上に拡大した。比トヨタは23年の新車販売台数が20万31台で、22年比で15%増加したことなどから収益が膨らんだ。また、GTキャピタルは、インフラ投資会社大手のメトロパシフィック・インベストメンツ(MPIC)に20%出資しており、そこからの収益増も反映されている。MPICは23年決算報告で純益が22年比91%増の200億ペソまで拡大し、過去最高だったと明らかにしている。(23日・インクワイアラ―)