統合LNG施設3社連合で運用へ
[ 339字|2024.3.5|経済 (economy)|econoTREND ]
マニラ電力の発電子会社Mジェンは1日、アボイティスパワー、サンミゲル・グローバルパワー・ホールディングス(SMGP)との3社連合で国内初の統合液化天然ガス(LNG)施設=バタンガス州=を運営すると明らかにした。SMGPが所有するLNG燃料火力発電所であるイリハン発電所(総発電量1278メガワット)と24年末までに操業開始予定の新たなガスコンバインドサイクル発電施設(総発電量1320メガワット)にMジェンとアボイティスパワーが共同で出資するほか、3社共同でAG&Pの現地法人であるリンシード・フィールド・パワーが隣接地で所有するLNG輸入・再ガス化基地のほぼ100%権益を買収する。新たな出資合意を含めた統合LNG施設の事業総額は33億ドル。(3日・Mジェンプレスリリース)