MジェンとアボイティスLNG事業を買収
[ 353字|2024.3.4|経済 (economy)|econoTREND ]
マヌエル・パギリナン氏が経営する配電大手マニラ電力の発電子会社Mジェンとアボイティスパワーは1日、サンミゲルがバタンガス州で運営する液化天然ガス(LNG)燃料発電事業を買収することで合意した。Mジェンとアボイティスパワーが同州にある総発電量1200メガワットのイリハンLNG燃料発電所運営事業の67%株式を取得し、サンミゲル・グローバルパワーの持ち株比率は33%に低下する。パギリナン氏とサンミゲルを率いるラモン・アン氏との提携は昨年のカビテ~バタンガス高速道事業への共同出資合意で始まったが、サンミゲルとアボイティス財閥が事業提携するのは今回が初めて。Mジェンとアボイティス側は今回の出資合意を契機に同発電事業を拡張する意向で、アン氏は「電力小売り料金の引き下げにつながる」としている。(3日・スター)