アヤラ系と偽り詐欺SECが操業停止命令
[ 417字|2024.2.28|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン証券取引委員会は、法人登記を行っていないにもかかわらず、アヤラ財閥の中核持株会社アヤラコーポレーションと関係のある企業との印象を持たせて出資を募るなど詐欺行為を行っているとして、Ayala Corp.Group Inc.や Global Online Ayala Corp.、Ayala Corp.E.Commerceなどの6組織に対して操業停止命令を出した。同委員会によると、これら6組織はアヤラ財閥と何ら関係がないだけでなく、法人登記やパートナシップ登記などもSECに対して行っておらず、株式や証券を販売する認可も得ていないという。昨年6月ごろからこれらの組織による出資募集活動に関する報告が同委員会に寄せられていた。また、アヤラコーポレーションも最近、同社のロゴを使ってSNSなどで違法に投資を募るアヤラ・インベストメント・アプリというオンライン詐欺アプリも存在しているとして注意を呼び掛けている。(26日・スター)