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　ナン一族が経営するレビスコ・グループの拡大商銀中堅アジアユナイテッドバンク（ＡＵＢ）が５日に発表した2023年決算報告によると、純益が前年比32％増の83億ペソに拡大し、同行の26年の歴史の中で最高を記録した。貸付と純金利収入が拡大したことが収益を押し上げた。純金利収入は22年比17％増の150億ペソに拡大した。不良債権比率は0.58％と市中銀行平均の1.6％を大幅に下回っている。23年末時点の預金総額は2920億ペソとなり、総資産額も3551億ペソと前年比４％拡大した。ＡＵＢは13年に上場したが、昨年の好調な決算収益指標により、国内拡大商業銀行の中でトップ10位内の銀行としての地位を固めている。（５日・インクワイアラ―）