グリーンレーンで1月に13事業承認
[ 414字|2024.2.1|経済 (economy)|econoTREND ]
投資委員会(BOI)は2023年の大統領令18号に基づき設置された「戦略投資に関するワンストップ・アクション・センター」(OSACSI)を通じたグリーンレーン(簡素化)申請手続きで、1月だけで13事業を承認したことを明らかにした。約束投資総額にして6979億8000万ペソに相当する。事業にはジェット・ストリーム・ウィンドクラフトによるギマラス海峡Ⅱ洋上風力発電事業(事業費1108億8000万ペソ)、EDOTCOタワーによる共用通信インフラ事業(事業費1500億ペソ)、CINMFフィリピンによるサマールノルテ洋上風力発電事業(事業費1083億2000万ペソ)など再生可能エネルギー事業が多くを占める。BOIはこのグリーンレーン申請手続きで昨年2月からこれまでに総額1兆1970億ペソに達する計36事業に対する税優遇措置などを承認している。このうち28事業が太陽光や風力、地熱などの再生可能エネルギー事業。(30日・スター)