ユニオンバンク純益が27%減
[ 325字|2024.1.31|経済 (economy)|econoTREND ]
拡大商銀大手ユニオンバンクは29日に2023年決算報告を行い、純益が前年比27.6%減の92億ペソだったと明らかにした。米銀シティバンクの個人向け部門を買収した費用の処理が依然収益に重荷となっている。しかし、個人向け事業の手数料収入増加などで収入は710億ペソと同36%増加した。うち金利収入は同34%増の520億ペソ、金利マージンも5.5%と22年の4.8%から改善している。非金利収入は同41%増の190億ペソ。同行のマヌエル・ロザノ最高財務責任者によると、顧客数は昨年約1400万人に増加した。同行によるシティ銀個人部門の買収は22年8月に完了しているが、「シティ」というブランド名は今年後半まで使用するとしている。(30日・マニラタイムズ)