24年電力販売量4.5%増と予想
[ 291字|2024.1.23|経済 (economy)|econoTREND ]
配電大手マニラ電力(メラルコ)のフェルナンド・ゲルス上級副社長兼最高収益責任者は、2024年の電力販売量が23年比4.5%増と順調に伸びると予想している。エルニーニョ現象の影響でエアコン使用が増え家庭向け電力販売が好調に伸びる見込み。また、建設業がコロナ禍の不振から回復していることも需要を引き上げる要因としている。昨年1~9月期の電力販売量は3万8164ギガワット時と前年同期比4%増加したほか、傘下のクラーク電力配電会社の販売量も同7%増加するなど好調だった。産業分野別では、商業施設が全体の37%と最大。次いで一般住宅35%、製造業など産業が28%だった。(22日・スター)