モンテンルパ~カビテ高速料金値上げへ
[ 367字|2024.1.11|経済 (economy)|econoTREND ]
高速料金規制委員会(TRB)は、モンテンルパ市とカビテ州を結ぶ高速道路MCX(総延長4キロ)高速料金の1ペソ引き上げを承認した。2月第1週までに実施される見込み。MCXの現行高速料金は普通車などクラス1が18ペソ、小型トラックなどクラス2が37ペソ、クラス3が55ペソ。MCXはアヤラ財閥系の会社が運営していたが、マヌエル・ビリヤール氏が経営するプライム・アセット・ベンチャーが38億ペソで買収した。一方、TRBは、高速道料金所での支払い方法としてシングル電子マネー決済システムの導入を試験実施している。従来の無線通信システム(RFID)を通じた料金支払いと併用することで現金支払いをなくし、料金所での渋滞を解消させる方針。試験実施によって70%だったデジタル決済の割合が88~90%に上昇しているという。(9日・インクワイアラ―)