メラルコが太陽光発電企業買収
[ 379字|2023.12.4|経済 (economy)|econoTREND ]
国内配電最大手マニラ電力(メラルコ)の再生可能エネルギー部門子会社、Мジェン・リニューワブル・エナジー(Mグリーン)が11月30日、レアンドロ・レビステ氏率いる太陽光発電企業大手SPニューエナジー(SPNEC)に対し総額159億ペソを出資し経営権(50.5%持株比率)を獲得する株式取得合意を締結した。Mグリーン側が同日に70億ペソを支払ったほか、合意手続き完了時に残りの89億ペソを支払う。一方で、SPNECの親会社であるソーラーフィリピン・パワー・プロジェクト・ホールディングスはSPNECに所有する15.8億株の普通株式を民間エネルギー研究機関に寄付し、浮動株式比率規定を満たしたことから11月30日に比証券取引所でSPNEC株式の取引きが6カ月ぶりに再開された。この日の株取引で同社株価は1日で19.89%大幅に下落した。(2日・インクワイアラ―)