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　政府系金融機関の公務員保険機構（ＧＳＩＳ）がインフラ投資大手メトロパシフィック・インベストメンツ（ＭＰＩＣ）の持株比率を12％近くに引き上げた。ＭＰＩＣは上場廃止に向けて公開買い付けを実施しており、買い付け価格（１株当たり5.2ペソ）に基づくと178億ペソを確保した。また、上場廃止を阻止するために取締役を送り込むことも可能になった。ＧＳＩＳが買い付け価格の引き上げを要求するのか、もしくはＭＰＩＣが上場廃止を中止するかの駆け引き激化が予想される。ＭＰＩＣの主要株主はインドネシアのサリム財閥系ファーストパシフィック、比のＧＴキャピタル、日本の三井物産、マヌエル・パギリナン氏ら。（６日・インクワイアラ―）