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国内通信最大手のＰＬＤＴは15日、かつて傘下の携帯通信事業子会社スマート・コミュニケーションズを率いたエマヌエル・ロレンサーナ氏を最高経営移行・消費者担当責任者に任命するなど経営陣の一部を刷新したことを明らかにした。同社はダニー・ユー氏をグループ・コントローラーに任命したほか、ジョセフ・ジェンドラノ氏を最高技術責任者に任命した。同社は最近、過去４年間で資本支出額が計画額を480億ペソも超過していたことが判明し、内部監査が実施されていると報じられていた。また、サプライヤーの一部からも複数の苦情が寄せられているという。しかし、同社はこれまで調達や資本支出取引で不正や問題点は見つかっていないと報告している。（17日・インクワイアラ―）