診療報酬手続きのデジタル化を提案
[ 296字|2022.11.2|経済 (economy)|econoTREND ]
アボイティス財閥は、フィリピン健康保険公社(フィルヘルス)に対し、診療報酬手続きのデジタル化事業実施を提案した。立ち上げたばかりのデータ解析企業アボイティス・データ・イノベーション(ADI)を中心とし、傘下のUBXや技術ソリューションプロバイダーのユニシスなどと企業連合体を形成する。事業費は10億ペソ。フィルヘルスの診療報酬手続きを巡っては、2019年にケソン市にある透析治療センターが既に死亡している患者の診療報酬を申請、受け取っていたことが判明するなど、多くの不透明な報酬請求が出されていたことが問題化し、診療報酬請求手続きの透明化が緊急の課題となっている。(1日・インクワイアラー)