5月に金利引き上げか経済アナリストらが予想
[ 310字|2022.5.17|経済 (economy)|econoTREND ]
経済シンクタンクのキャピタルエコノミクスやANZリサーチ、ムーディーズアナリティクスなどが5月19日に予定されている中央銀行金融政策委員会の会合で政策金利が引き上げられるとの見方を示した。
経済シンクタンクのキャピタルエコノミクスやANZリサーチ、ムーディーズアナリティクスなどが5月19日に予定されている中央銀行金融政策委員会の会合で政策金利が引き上げられるとの見方を示した。今年第1四半期(1~3月)の国内総生産(GDP)伸び率が8.3%と大方の予想を上回ったことが要因。キャピタルエコノミクスは「中銀総裁が政策金利をすぐに平常化する意図を示しているほか、インフレや経済成長率が予想を上回って進行していることから5月の会合で金利を引き上げるだろう」としている。政策金利は2020年11月に翌日物借入金利を過去最低の2.0%に引き下げて以降、約1年半据え置かれたままとなっている。(16日・マニラタイムズ)