コロナ前水準への復活は2023年に
[ 299字|2022.5.6|経済 (economy)|econoTREND ]
国内のホテル業界組合HSМAのベンジャミン・マルティネス会頭はこのほど、フィリピン国内のホテル業界がコロナ禍前の水準まで需要が回復するのは2023年になるとの見通しを示した。
国内のホテル業界組合HSМAのベンジャミン・マルティネス会頭はこのほど、フィリピン国内のホテル業界がコロナ禍前の水準まで需要が回復するのは2023年になるとの見通しを示した。同会頭によると、国内のホテルは現在、平均客室占有率が50%まで回復したが、コロナ禍前の2019年の平均客室占有率71%にはまだ遠い状況。外国人観光客はまだ国内の観光地には戻ってきておらず、現在の需要の大半は比人観光客かステイケーションと呼ばれる短期のバケーション需要に支えられているという。一方、大半のホテルは今後の需要の高まりを予想して、コロナ禍前水準の95~100%まで従業員の雇用を進めているという。(5日・マラヤ)