GTキャピタル21年純益68%増 比トヨタの市場占有率過去最高
[ 322字|2022.3.31|経済 (economy)|econoTREND ]
GTキャピタル・ホールディングスは2021年決算報告を行い、連結純利益が110億ペソと20年比で68%増加したことを明らかにした
国内拡大商業銀行2位のメトロバンクや日系自動車メーカー大手トヨタ・モーター・フィリピンなどを傘下に持つ持株会社、GTキャピタル・ホールディングスは2021年決算報告を行い、連結純利益が110億ペソと20年比で68%増加したことを明らかにした。メトロバンクが前年比60%増となる222億ペソの純利益を計上したほか、比トヨタも同82%増となる62億ペソの純利益を確保した。比トヨタは昨年後半のコロナ禍からの経済再開に合わせて販売台数も拡大、昨年の市場占有率が46.3%と同社として過去最高を記録したという。トヨタの比における昨年の市場占有率は東南アジア地域の中では最高で、世界中のトヨタ車製造販売拠点の中でも3番目に高いという。(30日・スター)