比の22年成長率を下方修正 ゴールドマンサックス
[ 270字|2022.3.15|経済 (economy)|econoTREND ]
米投資銀行大手のゴールドマンサックスは10日、ウクライナ危機が東南アジア諸国地域(調査対象14カ国)に与える経済的影響を分析した報告書を発表した。
米投資銀行大手のゴールドマンサックスは10日、ウクライナ危機が東南アジア諸国地域(調査対象14カ国)に与える経済的影響を分析した報告書を発表した。フィリピンは基幹品目の多くを輸入に頼っており、域内でシンガポールに次いで2番目に大きな影響を受けるとして、2022年の国内総生産(GDP)伸び率予測を7.9%から6.9%へ引き下げた。比政府の目標は7.0〜9.0%。また、シンガポールの成長率予測を5.1%から4.0%に引き下げた。伸び率予測が最も高かったのはベトナム(8.9%)、次いでインド(8.3%)だった。(12日・インクワイアラー)