コア営業利益13%増 メラルコの21年決算
[ 357字|2022.3.2|経済 (economy)|econoTREND ]
マニラ電力(メラルコ)は2021年決算報告を行い、連結コア営業利益が前年比13%増の246億ペソに拡大し、コロナ禍前の水準に回復したことを明らかにした。配電契約件数が同4%増の741万件、電力売上も同15%増の3092億ペソに拡大した。また、傘下の発電会社、グローバル・ビジネス・パワーの電力販売量が4万6073ギガワット時と前年比6%増加したことも貢献した。配電契約の内訳は、一般住宅向けが37%、商業施設向けが33%、製造業など産業向けが30%となっている。メラルコのマヌエル・パギリナン会長は21年の営業・財務パフォーマンスについて「パンデミック下にもかかわらず顧客中心のイノベーションやデジタルトランスフォーメーションに対する投資を続けてきたことを反映しており卓越したものだ」と評価した。(1日・スター)