小型モジュール原子炉の導入検討 エネルギー省が米国と提携目指す
[ 276字|2022.3.1|経済 (economy)|econoTREND ]
クシー・エネルギー相はこのほど、米国政府と提携して島しょ部に小型モジュール原子炉を導入する計画を検討していると発言した。同相は「小型モジュール炉はコスト削減や地域でのエネルギー供給を安定化させることができ、特に多くの島からなる地方州で非常に有効」と導入に前向きな姿勢を見せている。小型モジュール炉は最大発電量が300メガワット以下と小規模で工場での組み立ても可能なことから手頃な原子力開発事業として電力供給網から外れている周辺地域での導入が有望視されている。同省はエネルギー開発に原子力発電を取り込む電源開発計画を大統領に提出済み。(26日・スター)