「日刊まにら新聞」ウェブ

　ドゥテルテ大統領はこのほど、建設会社ジェイブロス・コンストラクションの幹部と会談し、同社が進めているマニラ湾の小島と沖合の計418ヘクタールを埋め立てて複合開発する「ホライゾン・マニラ埋立事業」を認可した。同事業が雇用を創出し、コロナ禍からの経済回復に貢献できると判断した。同事業では高層コンドミニアムや商業施設、複数の公園や博物館、劇場、病院、スポーツスタジアムなども建設する計画。この事業設計は、世界最大級の建築の祭典「ワールド・アーキテクチャー・フェスティバル（ＷＡＦ）2021」で最優秀賞の「ワールド・ビルディング・オブ・ザ・イヤー」に比作品として初めて選ばれた。比埋立庁によると、マニラ湾での埋立事業としては現在、少なくとも19事業が提案されており、開発実施に向けた許認可の申請手続きがそれぞれ進められている。（２月28日・スター）