富裕税創設法案で課税対象の制限を
[ 254字|2021.9.24|経済 (economy)|econoTREND ]
純資産が10億ペソを超える個人に1〜3%の富裕税を課す下院法案が提出されたことに関し、財務省のベルトラン次官が22日、課税対象を土地やビル、車両などの固定資産に限定すべきとの見方を示した。同次官は課税対象を制限しなければ、資産家らが投資を国内から海外に逃避させるとの懸念を表明、資産家や投資家を惹きつけるため法案の修正が必要としている。下院法案10253号では純資産が10億〜20億ペソの資産家に毎年1%、20億〜30億ペソは2%、30億ペソを超える場合は3%の富裕税を課すと定めている。(23日・スター)