5月製造業PMIが40.1に若干上昇
[ 282字|2020.6.4|経済 (economy)|econoTREND ]
米マークイット社が発表した5月のフィリピン製造業に関する購買担当者指数(PMI)は40.1で、前月4月に記録された過去最低の31.6から若干回復した。5月に首都圏を含むルソン地方以外の地域における防疫措置が緩和されたことから一部製造業者の間で新規受注や生産量が増えてきたため。同指数は新規受注や生産量、雇用数、サプライヤーの納入時間、在庫という5つの指標で製造業界の景況指数を出している。指数50以上で景気拡大を示す。5月の個別指数のうち、新規受注や生産量は若干上昇したものの、雇用数は依然低迷しており、4か月連続の落ち込みを記録している。(2日・スター電子版)