自動車生産台数が16%増
[ 353字|2020.1.25|経済 (economy)|econoTREND ]
東南アジア諸国連合(ASEAN)自動車連合会によると、2019年1〜11月のフィリピンにおける自動車生産台数は8万7864台で前年同期比16.1%増と2ケタの伸び率だった。日系自動車メーカーの比トヨタと比三菱自が、政府の包括的自動車復活戦略プログラムによる優遇措置に基づく乗用車の大量生産を19年から通年で実施していることから、生産台数が順調に伸びた。アセアン地域全体の自動車生産では385万8458台で前年同期比4.4%減。域内最大の生産国であるタイは187万9502台(同5.9%減)、インドネシアは118万8078台(同4.6%減)、ベトナムは16万639台(同12.8%減)で、いずれも縮小している。比における二輪車生産台数は109万4068台で前年同期比8.1%減小した。(22日・ブレティン)