魚群の自動把握ソフトを開発
[ 272字|2019.12.5|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン大学ディリマン校のコンピュータ学科と海洋科学センターの教授らの研究チームはこのほど、魚群をカメラとビデオで録画し、その数量や体長、生態状況などをコンピュータ解析して自動的に把握できる独自のソフトを開発した。「Fish-I」と呼ばれるソフトで、同名の会社を立ち上げ、市販する準備も整えているという。開発資金は科学技術省傘下のフィリピン産業・先端技術研究開発協議会のプログラムから支出された。このソフトを使えば、地方自治体が管轄の海洋保護区などに生息する魚群の規模や生物多様性などをモニターすることができるという。(2日・マラヤ電子版)