法定貸付比率守られず
[ 245字|2019.11.30|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行のジョクノ総裁によると、国内の市中銀行による中小零細企業向けの貸付残高は2018年時点で5520億9000万ペソだった。貸付可能総額の7.11%に過ぎず、国内法で義務付けられた同総額の最低でも10%という下限を満たしていない。この下限は「中小零細企業のためのマグナカルタ」と呼ばれる共和国法第6977号で定められている。中銀では中小零細企業向け貸し付けの促進のために、デジタル金融やデジタルインフラ整備などを進めることを含む3つの対策を定めている。(27日・マニラタイムズ電子版)