比公正取引委が第二次審査 サンミゲルによるホルシム買収
[ 269字|2019.9.11|経済 (economy)|econoTREND ]
比公正取引委員会(PCC)はこのほど、サンミゲル社によるとセメント大手ホルシム・フィリピンズの買収合意について、同委員会が第2次審査に乗り出すことを明らかにした。サンミゲルによるホルシムの買収が実施されれば、国内のセメント業界で自由競争取引が阻害される懸念が強まっているためで、同委員会はより詳細な買収合意に関する情報や市場への影響などを調査する。サンミゲルは国内でノーザン・セメントとオロ・セメントというセメント中堅2社を傘下に入れているほか、社長のラモン・アン氏も個人的にイーグル・セメントの筆頭株主でもある。(9日・マラヤ電子版)