石油精製工場の増強事業を凍結
[ 260字|2019.7.13|経済 (economy)|econoTREND ]
国内石油元売り最大手、ペトロン社のラモン・アン最高経営責任者は、同社が計画していたバタアン州にある石油精製工場の増強事業を一時凍結すると明らかにした。増強事業は総額6億ドルを投入し、同工場の生産能力を1日当たり18万バレルから27万バレルまで50%引き上げる計画だった。しかし、国際原油価格が最近、不安定になっているほか、安価な輸入原油をそのまま市販する業者の横行などで事業収益が悪化していることから、増強事業を一時棚上げする。ペトロンの今年1〜3月期の純益は前年同期比78%減の13億ペソ。(10日・マニラタイムズ)