自国通貨決済の枠組み構築で合意(時事)
[ 207字|2019.4.8|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン中央銀行は5日、タイのチェンライで、インドネシア、マレーシア、タイ3カ国の中銀との間で自国通貨による決済の枠組み構築に関する三つの趣意書(LOI)に調印した。また、インドネシア中銀とタイ中銀は現行の自国通貨決済の枠組みの範囲を拡大する可能性を探ることで合意した。貿易などの決済で自国通貨を利用するのは、取引コストを削減するのに加え、先進国通貨の変動率が高まる中、為替リスクを抑制することが狙い。(時事)