メラルコが連続で料金引き上げへ
[ 266字|2019.3.11|経済 (economy)|econoTREND ]
国内最大の配電会社、マニラ電力(メラルコ)はこのほど、3月の電気料金を前月に続き2か月連続で引き上げることを明らかにした。引き上げ幅は1キロワット時当たり8.94センタボで、平均的な世帯(使用量200キロワット時)で1か月約19ペソの値上げとなる。同社が全電力量の12%を調達している電力スポット卸売市場(WESM)での価格が同51.78センタボ引き上げられたほか、独立発電業者からの調達電力料金も上昇しているため。気温の上昇などに伴いルソン地方での電力需要が増えており、調達コストも上がっているという。(8日・インクワイアラー)