1〜3月期政府予算支出が460億ペソ縮小へ
[ 296字|2019.1.31|経済 (economy)|econoTREND ]
2019年度予算がまだ成立していないため18年度予算が仮執行されている問題で、ドミンゲス財務長官はこのほど、今年1〜3月期における実際の予算執行額が19年度予算案に比べて460億ペソ縮小する見込みであることを明らかにした。インフラ事業を開始するには第1四半期がベストシーズンとされており、これを逃せばインフラ事業の進捗に影響が出るほか、経済成長率が伸び悩む要因ともなりうる。2019年度予算案の総額は3兆7570億ペソ。2018年度の経済成長率は6.2%と政府目標を下回ったが、19年度予算案の執行ずれ込みで今年第1四半期の経済成長率にも影響が出ると同長官は指摘している。(28日・タイムズ)