雇用問題が輸出縮小の要因輸出業者組合幹部が指摘
[ 283字|2018.5.15|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン輸出業者組合連合のオルティス・ルイス会頭はこのほど、今年3月単月の輸出額が前年同月比8.2%減少するなど直近の2カ月連続で輸出額が前年同月比で縮小していることについて、正規雇用化の問題が浮上しているため、農業部門や輸出加工部門において従業員の新規雇用を見合わせ、事業拡張できない企業が増えているためだと発言した。同会頭によると、同月の輸出額において電子機器・部品の輸出は前年同月比5%増と伸びを確保しているものの、農産品の輸出が落ち込んでいる。農産品については海外からの注文は依然あるが、人手不足から供給が追いついていないという。(11日・スター電子版)