JGサミットの純益が2・7ばい 石油化学と銀行事業が好調
[ 292字|2018.4.19|経済 (economy)|econoTREND ]
ゴコンウェイ財閥の持株会社、JGサミット社はこのほど、2017年度の連結純益が293億ペソになり、16年の109億ペソから2.7倍へと大幅拡大したと発表した。16年度の純益は、連結対象のフィリピン長距離電話(PLDT)の株価下落による損失を計上したために大幅に落ち込んでいたが、17年度は石油化学部門や銀行部門の純益が拡大し、グループ内の業績が改善した。17年度の連結総収入も2734億ペソで同13.7%増加した。JGペトロケミカル・グループの純益が59億ペソと前年比17%増加したほか、銀行部門のロビンソン銀行の純益も44億8000万ペソと同31%増加した。(14日・スタンダード)