比中両国が密輸取り締まり強化で協議開始
[ 253字|2017.6.23|経済 (economy)|econoTREND ]
ファエルドン関税局長によると、フィリピン関税局と中国密輸対策局(ASB)の担当者らはこのほど、比中間の密輸取締り強化に向けた非公式会合を開始した。中国のASB関係者らが比関税局長などを表敬訪問した後、情報共有や通報制度の改善などについて協議をしたという。関税局は昨年10月、模造皮革材料と偽って申告し、中国から総額2000万ペソ相当のコメを積んだ40フィートコンテナ12基がマニラ港に陸揚げされた際に摘発。同港を経由した密輸事件としては過去最大規模で、比側は警戒を強めている。(21日・インクワイアラー)