露天掘り鉱山操業は依然禁止
[ 272字|2017.6.19|経済 (economy)|econoTREND ]
環境天然資源省のパス次官によると、環境保護の観点から多数の鉱山企業に対し操業停止命令を出したロペス前長官に代わり、環境と投資のバランスを重視すると発言したシマツ新長官が就任したにもかかわらず、すでに発令された露天掘り式鉱山企業に対する操業中止命令は当分、撤回される見通しなく、新事業の申請を受理する姿勢も見えないという。業界団体の比鉱山会議所によると、北スリガオ州で総額20億ドルの投資が見込まれるシランガン鉱山や南コタバト州で総額59億ドルの投資が見込まれるタンパカン金鉱山の操業開始がいずれも見込めない状況という。(16日・スター電子版)