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東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）加盟国間で工業製品を中心に2003年までに関税を０─５％に引き下げることを目標としたＡＳＥＡＮ自由貿易地域（ＡＦＴＡ）構想の実施が急務となっているが、ＡＦＴＡ諮問委員会はこのほど、フィリピンに対し、砂糖の関税引き下げ目標年次を2010年まで猶予することを決定した。ロハス貿易産業長官によると、同諮問委員会は、フィリピンとインドネシアに対し、砂糖関税の段階的引き下げを2003年から実施し、2010年までに０−５％レベルにすることで承認したという。フィリピンの輸入砂糖に対する関税は現在、50％となっている。