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[ 277字|2001.9.15|社会 (society)|econoTREND ]
□肥料会社が農地統合開発に協力
東南アジアで最大規模の燐酸肥料会社、フィリピン燐酸肥料会社(フィルフォス)はこのほど、農業省が計画中の農地統合支援プログラムに協力することを明らかにした。同計画は、2003年までにコメの自給を達成、04年には余剰米の輸出を目指し、同省がコメ生産農家を支援するもの。灌漑(かんがい)庁による農業用水の安定供給や高収量モミ米の供給、農民対象の保険機関による低利率融資や自然災害保険サービスに加え、フィルフォスが燐酸肥料の無償提供や肥料技術移転などで協力する。ボホール島とミンダナオ島ブキドノン州、レイテ島などの実験農場25万ヘクタールを対象に近く開始される。