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日本の電子部品大手、ロームはこのほど、カビテ州カルモナにある現地子会社のローム・エレクトロニクス・フィリピンズ社とローム・アポロ・セミコンダクター・フィリピンズ社の生産拡張事業に、シンガポールの提携先と共同で、21億ペソを追加投資した。特注集積回路や半導体素子、抵抗器などの製造ラインを拡張するもので、製品は日本や米国、英国やドイツなどに輸出される。５品目で輸出額は年平均で6,700万ドルに達すると見積もられている。ロームはシンガポールのアポロ・エレクトロニクス社と提携し２年前に67億ペソで電子部品製造工場を設立している。