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国家統計局はこのほど、今年５月の国内製造業界における生産額指数が昨年同月比8.8％伸びたのに対し、生産量指数は同２％の上昇にとどまったことを発表した。生産額と生産量の指数伸び率はいずれも過去12カ月で最低の水準。また、製造業の売上高指数も今年４月には同4.4％増だったが、５月には同4.8％の減少となっている。５月の製造業生産額が昨年同月比で伸び率が高かったのは、繊維の39.3％や衣料の30％、食品加工の12.8％などとなっているため。同局の指数調査は製造業界のほぼ80％に当たる430社を対象に行ったもので、対象企業の平均生産ライン稼働率も76.3％と昨年同月比で3.9％落ち込んでいる。