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　世界的会計コンサルタント企業のプライスウォーターハウスクーパース・フィリピンが最近発表した報告書によると、2024年１年間で比で実施された企業の合併や買収案件が113件で、その総額が86億ドルだった。23年実績の62億ドルから37％増加している。産業分野別ではエネルギー・天然資源開発の合併・買収案件が21件で最多だった。また、昨年の合併・買収額別でもエネルギー・天然資源開発が全体の18.6％を占めて最大で、次いで金融サービス業が全体の15％を占めて２番目に多かった。昨年の最大のＭ＆Ａ案件はアボイティスパワーによる総額22億ドルに達する複数の発電施設買収だった。また、国内建設・インフラ大手のＤＭＣＩによる外資系セメントメーカー、セメックス・ホールディングス・フィリピンの買収案件（買収額７億4000万ドル）も目立つ。（４日・スター）