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[ 274字|2001.7.3|社会 (society)|econoTREND ]
□マニラ湾海底トンネル計画に支援求める
スービック湾域開発庁(SBMA)のパユモ長官はこのほど、金融機関幹部らとの会合で、日本の総合商社などが提案しているカビテ─バタアン両州間15キロを海中トンネルでつなぐマニラ湾海底トンネル計画への支援を求めた。東京湾の海底トンネルに似た同計画は、首都圏近郊とルソン島中部を直接トンネルで結ぶことで、ヒトやモノの輸送時間の大幅短縮を目指す。また、南部タガログ工業地域(カラバルゾン地域)からスービックやクラークの港や空港へのアクセスも飛躍的に便利になる。事業費は数十億ドルとされ、日本の伊藤忠商事や鉄鋼大手のNKKなどが実行可能性を示唆しているという。