econoTREND
[ 273字|2001.4.27|社会 (society)|econoTREND ]
□政府、120億ペソの臨時債務支払いへ
財務省は現在、政府機関や半官半民の事業主体が抱える2001年度の債務を臨時に肩代わりするため約120億ペソ分の歳出を準備している。このうち16億4,600万ペソ分は今年度の政府予算に計上されておらず、財政赤字の削減を目指す政府は苦しい対応を迫られる。同債務支払いの主な対象事業は、水道供給事業(16億8,500万ペソ)やサンロケダム事業(9億8,900万ペソ)、国内電化事業(8億6,000万ペソ)に加え、首都圏鉄道(MRT)の元金支払い(23億5,200ペソ)などが含まれている。今後20年間に政府が負担する臨時債務支払額は約6,000億ペソ。