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投資委員会（ＢＯＩ）は、特定の自動車組み立て業者に与えていたセミノックダウン車の輸入枠を全面的に廃止することを検討している。セミノックダウン車とは完成車からタイヤとバッテリーを除いただけの半完成車。完成車に対する関税率（30％）よりも低い関税率（３−10％）が適用されている。大統領府が特定の組み立て業者に与えた優遇措置が国内の他の業者に不平等をもたらすというのが理由。従来から欧米の組み立て業者がこの輸入枠を与えられており、最近では、ダイムラー・クライスラー社がスポーツ車とピックアップ車のセミノックダウン車計7,000台を今後３年間に輸入することを許可されている。また、フォード・モーター・フィリピンズも小型スポーツ車2,000台の輸入を申請する見込み。