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[ 284字|2001.2.16|社会 (society)|econoTREND ]
□サンミゲル、25%増の純益計上
食品・飲料業界の最大手、サンミゲル社は12日、2000年度決算で前年度比25%増の75億ペソの純益を計上したと発表した。商品の大半が売上を伸ばしたことと、管理コストの削減が大幅増益の要因。国内市場の約9割を占める主力商品のビールは、ペソ安による原料コストの増加にもかかわらず、営業収入は前年度比2.1%増の41億ペソだった。中国や香港、ベトナムなど海外4カ所のビール製造、販売も好調なのに加え、昨年新たに吸収したオーストラリアの大手ビール会社も昨年下半期だけで2,170万ドルの営業収入を計上した。清涼飲料水の分野でも、昨年買収したシュガーランド社の売上が好調だった。