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オーストラリアのコカコーラ・アマティル社とコカコーラ・ボトラーズ・フィリピンズ社の経営権の買い戻し交渉を進めていたサンミゲル社はこのほど、米国のコカコーラ社と共同で総額12億ペソに及ぶ株式交換で経営権を買い戻す交渉をまとめた。これでサンミゲルは４年前に手放した比コークの経営権を再び掌中にし、引き続き国内の清涼飲料水業界をリードすることになる。サンミゲルは所有するアマティル株（２億2,000万ドル相当）と引き替えに、同社から比コーク株65％を受け取り、米国コークも同社所有のアマティル株（１億5,000万ドル相当）と引き替えに比コーク株35％を入手するほか、両社はアマティル社に５億ドルの追加投資を行う。