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[ 280字|2000.10.24|社会 (society)|econoTREND ]
□政府、保有建設公社株を30日に売却
政府は、保有する建設公社(PNCC)の株式(持ち株比率89.1%)売却のため入札を今月30日に行う方針を固めた。すでに、アヤラ・ランド社やファースト・フィリピン・インフラストラクチャー社(ロペス系)、および韓国のドングA・ファーマスーティカル社など国内外の10社が入札参加資格を得ている。落札企業は、2007年の期限まで同公社の管轄下にある南・北ルソン高速道路の運営権をしょう握することになる。さらに、高速道路の延長事業を手掛けることで、運営権の保有期間を25年間延長することが認められる。同公社の民営化は、株式の所有権をめぐる問題が解決したため可能となった。