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フィリピン証券取引委員会（ＳＥＣ）は３日、鉄鋼公社を廃業し、資産清算の措置を取るよう命じた。比史上、最大級の破産となる。同公社の筆頭株主マレーシアのホティック・インベストメンツ社（持ち株比率82.5％）は、ＳＥＣから２週間の延長が認められた同公社の負債返済免除期間中に新経営再建案の作成には至らず、再建に必要な資金を注入する投資家を見いだせなかった。このため、再度の延長を要請したがＳＥＣは、これを拒否。同公社の廃業が決まった。同公社は、165億ペソに上る負債を抱え経営が破たん、昨年11月以来操業を停止していた。