カロオカン市の女性が24日、自宅で出産。出血が止まらず、夫がバランガイ職員の助けで病院に連れて行った。しかし「新型コロナ患者で手一杯」「病床が満室」「輸血用血液がない」と6時間で6病院に断られ、ブラカン州の私立病院で死亡を宣告された。失血死だった。入院の前金3万ペソと駐車料を要求した病院もあったという。共和国法第10932号(病院前金禁止法)では、重症患者の治療拒否も、前金支払いも違法。同様の死亡事案のあとドゥテルテ大統領も病院に「患者を断ってはいけない」と命じている。(27日・テンポ)
出産後、6病院たらい回しで失血死
2020/04/28
