ドゥテルテ大統領は24日、首都圏パサイ市で行った演説の中で「誰にも行くなと言いたい場所がある」と、前置きした上で「それはサンボアンガだ」と語った。大統領はイスラム国に忠誠を誓うミンダナオ地方などのグループやイスラム過激派のアブサヤフを挙げて、「野鳥観察などで訪れる外国人旅行者を人質に身代金を要求する。払ったとしても処刑されるだろう」とした。しかし、同市のサラサル市長は、2016年以降誘拐事件はないと大統領の警告に不快感を表明した。(25日・Pジャーナル)
大統領が旅行者にサンボアンガ行きを警告
2019/04/26